宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
昨日、C1.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 7 --- ---
1/ 6 19:11 C1.6
1/ 5 --- ---

黒点  1/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2732 2 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:12 532 -0.3
-2 h 527 +1.1
-4 h 539 +1.3
-6 h 542 -0.2
-8 h 542 +1.1
-10 h 550 -3.9
-12 h 543 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
1/ 7 0.5 2x10^3
1/ 6 0.4 7x10^2
1/ 5 0.5 1x10^3
1/ 4 0.5 7x10^2
1/ 3 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 1/ 2 11:26 太陽に2732黒点群が発生しています。太陽風はやや低速になっています。
2019/ 1/ 3 10:50 2732黒点がより大きくなっています。これから太陽風の高まりが始まりそうです。
2019/ 1/ 4 10:17 太陽風は300km/秒と低速の状態が続いています。
2019/ 1/ 5 12:55 太陽風の速度は500km/秒近くに高まっています。磁気圏の活動も高まっています。
2019/ 1/ 6 12:36 500km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2019/ 1/ 7 13:27 更新
半年ぶりにCクラスの小規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。

担当 篠原

昨夜、6日19時半(世界時6日10時半)に、
太陽の西の端近くの2732黒点群で、
C1.6の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

Cクラスに達するフレアの発生は、
2018年7月6日(世界時)に発生した同じC1.6のフレア以来で、
半年ぶりのことです。

2732群は昨日の昼頃から活動がやや活発になって、
B3.1やB8.6の小さいフレアを起こす様になり、
その後、C1.6のフレアが発生しました。

2732群は太陽の端に没して、既に見えなくなっています。
この後の変化を確認できないのは残念です。

現在の太陽は無黒点です。


太陽風は、速度が500km/秒から530km/秒へ
更に高まっています。
最高速度のタイミングも前周期より遅れて到来した様です。
太陽風の磁場強度は5nTから3nTへ下がり、
やや弱くなっています。
高速太陽風は次第に弱まっていきそうです。

太陽風磁場の南北成分は、南向きの変化も発生していますが、
全体としては、0nT付近かやや北寄りになっています。
磁気圏の活動も、全体としては昨日より小さくなっていて、
磁場が南向きになった頃に、
AE指数800nTの中規模の変化が発生した程度です。



2732黒点群で発生したC1.6の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。