宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/16 --- ---
12/15 --- ---
12/14 --- ---

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
2731 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:25 311 -0.6
-2 h 309 -0.3
-4 h 311 -1.2
-6 h 308 -1.1
-8 h 310 -0.6
-10 h 490 +0.3
-12 h 342 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
12/16 0.4 1x10^3
12/15 0.4 2x10^3
12/14 0.5 2x10^3
12/13 0.4 2x10^3
12/12 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/12/11 12:04 高速太陽風は続いていますが、速度は次第に下がっています。新しい黒点が発生しています。
2018/12/12 12:41 高速太陽風は終わりに近付いています。昨日の黒点は見えなくなっています。
2018/12/13 13:13 太陽風は平均的な速度にもどり、磁気圏も穏やかです。
2018/12/14 12:31 太陽風はやや低速になっています。太陽に小さい黒点ができている様です。
2018/12/15 14:59 太陽風は低速になっています。2731黒点群が見えています。
最新のニュース

2018/12/16 14:31 更新
太陽の南半球に新しい活動周期の磁場の並びが発生しています。

担当 篠原

太陽の東側(左側)の南半球の南緯20度付近に、
太陽の次の活動周期である第25期の磁場の並びである、
左にN極(白)、右にS極(黒)という領域が発生しています。
SDO衛星の可視光写真では、とても小さい黒い点も見えています。

ほぼ同じ経度の北半球側には、2731黒点群の磁場が見えていて、
こちらも左にN極(白)、右にS極(黒)となっていますが、
これは、現在の第24期の北半球側の磁場の順番です。
(同じ活動周期では、磁場は南北で逆の順番になります)

南半球としては4月10日の発生以来となりそうです。
11月9日のニュースで、
北半球に現れた第25期の磁場の並びを持つ黒点を紹介しましたが、
こうして、新しい活動周期の姿が少しずつ現れてくるのでしょう。

北半球の2731黒点群は、現在はほとんど見えなくなっています。


太陽風は、DSCOVR衛星のデータが乱れていますが、
310km/秒と更に速度が下がっています。
磁場強度も4nTから2nTに下がり、弱まっています。

磁気圏も静穏で、
AE指数はとても小さい変化が時々発生している程度です。

27日周期の図の前周期を見ると、
11月20日に太陽風速度の弱い高まりが発生しています。
回帰のタイミングとしては、これから明日にかけてとなりそうです。
変化は見られるでしょうか。




南半球に新しい第25活動周期の磁場の並びが見えています。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。