宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:47)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/21 10:09 C2.1
6/20 --- ---
6/19 --- ---

黒点  6/21 (NOAA)
磁場 フレア
2713 9 β ---
2714 3 β ---
2715 12 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 410 -0.3
-2 h 420 +0.2
-4 h 431 -1.3
-6 h 433 -1.2
-8 h 450 +0.5
-10 h 449 +1.4
-12 h 422 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -11 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
6/21 0.5 2x10^2
6/20 0.7 2x10^2
6/19 0.5 8x10^1
6/18 0.6 8x10^2
6/17 0.6 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 6/16 07:47 300km/秒の低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2018/ 6/17 12:43 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2018/ 6/18 12:58 太陽風磁場が大きく強まり、磁気圏の活動を高めています。
2018/ 6/19 12:31 太陽風は500km/秒の高速風になっています。
2018/ 6/20 12:31 太陽の東側に新しい黒点が発生しています。
最新のニュース

2018/ 6/21 12:47 更新
太陽でC2の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

一昨日に新しく発生した2715黒点群で、
21日10時(世界時21日1時)にC2の小規模フレアが発生しました。
Cクラスのフレアの発生は、6月6日のC1.0以来で、
2週間ぶりでです。
2715群はこの前にもB6などの小さいフレアを起こしていて、
活動度が少し高まっている様です。

SDO衛星AIA131、193によるフレアの動画を掲載します。
太陽全体が穏やかになっているためか、
小さいフレアにしてはなかなかの見応えに感じます。
今後の活動に注目して下さい。


太陽風は、速度の低下が続き、
現在は400km/秒と平均的な速度に戻っています。
磁場強度も3nTとやや弱くなっていて、
太陽風は高まりを通り過ぎて、穏やかになっています。

太陽風磁場の南北成分は、南北に小さく変化する程度です。
速度の低下もあり、磁気圏は穏やかになっています。

SDO衛星AIA193では、太陽の東端(左端)の赤道付近から
コロナホールが姿を現しています。
この領域は、27日周期の図の前周期のグラフの
5月31日に始まる太陽風の高まりをもたらしました。

この領域の影響がやって来るのは一週間ほど先ですが、
コロナホールの広がりがどうなっているか、
これから見えてくる様子に注目してください。



2715黒点群で発生したC2の小規模フレア。SDO衛星AIA131、193.
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。