宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/21 --- ---
11/20 --- ---
11/19 --- ---

黒点 11/21 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:55 550 -3.9
-2 h 502 -1.0
-4 h 461 +2.8
-6 h 428 +0.2
-8 h 399 -4.1
-10 h 385 +3.3
-12 h 369 -4.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -38 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 17 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
11/21 0.4 5x10^3
11/20 0.4 3x10^3
11/19 0.4 4x10^3
11/18 0.4 4x10^3
11/17 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/16 13:18 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。
2017/11/17 12:50 太陽風は、速度の弱い高まりが続いています。
2017/11/18 13:27 太陽風は平均的な状態に戻っています。明後日くらいから次の乱れが始まりそうです。
2017/11/19 07:30 太陽風は平均的な状態です。2687黒点群が見えなくなりそうです。
2017/11/20 11:59 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。今後、高速太陽風が始まりそうです。
最新のニュース

2017/11/21 15:05 更新
高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

昨夜遅くから、太陽風の磁場強度と速度が上昇を始め、
今朝早くに、磁場強度は10nTに強まり、
速度はその後も上昇を続けて、現在は550km/秒に達しています。

コロナホールによる高速の太陽風が始まりました。
27日周期の図を見ると、
前周期より半日ほど遅れて変化が始まっています。

磁場の南北成分は、南に向いたり、北に向いたり、
大きく切り替わる変化をしています。
それぞれ10nTに達する大きな変化をしていて、
南を向いた頃に、オーロラの活動も強まっています。

AE指数のグラフでは、500〜800nTの中規模の変化が、
繰り返し発生しています。

太陽風の磁場強度は、現在も10nTと強まっており、
速度は更に高まる可能性があります。
前周期は、600km/秒を超えるくらいに達しました。
また、前周期の高速風は3日ほど続きました。
今回はどうなるでしょうか。


太陽は、無黒点のままです。
X線グラフも目立った変化はなく、穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。