宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/21 --- ---
5/20 --- ---
5/19 --- ---

黒点  5/21 (NOAA)
磁場 フレア
2656 1 α ---
2658 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 620 -0.6
-2 h 631 -1.2
-4 h 649 -0.5
-6 h 661 -0.6
-8 h 670 -0.1
-10 h 681 -0.4
-12 h 703 -2.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
5/21 0.4 6x10^3
5/20 0.5 9x10^2
5/19 0.5 2x10^2
5/18 0.4 7x10^2
5/17 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/16 12:23 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まっています。
2017/ 5/17 12:31 高速太陽風は終わりに近づいているようです。
2017/ 5/18 13:22 高速太陽風は終わりつつありますが、磁気圏はやや活動的です。
2017/ 5/19 12:31 太陽風がやや高速になっています。速度は更に高まる可能性があります。
2017/ 5/20 09:30 600km/秒に達する高速太陽風が到来しています。
最新のニュース

2017/ 5/21 13:05 更新
太陽風の速度は700km/秒まで高まりました。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日の夕方、20日18時(世界時20日9時)に、
600km/秒から700km/秒へ高まり、更に高速の状態になりました。
昨日いっぱいは700km/秒台を保っていましたが、
その後はゆっくりと低下が続き、現在は、600km/秒近くに戻っています。
依然、高速の状態は続いています。

太陽風の磁場強度は、
昨夕の速度の高まりの前に15nT近くまで強まりましたが、
速度の上昇後は5nTヘ下がり、以降、平均的な状態を保っています。

太陽風磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降、南寄りに傾向が変わり、
昨夜にかけて、-5nT前後の南向きが続きました。
このため、磁気圏の活動は強まって、
AE指数は1000nTに達する大きい変化が繰り返し発生しています。

今日に入ると、磁場の南北成分は0nT付近で小さく変化するようになり、
磁気圏の活動は続いていますが、
AE指数の変化は500nT程度と、規模は少し小さくなっています。

SDO衛星AIA193を見ると、
コロナホールは、全体が太陽の西側に移動しています。
4日後くらいには、太陽風は平均的な状態に戻っているかもしれません。


太陽は、2つの黒点群が見えています。
特に活動はなく、太陽は穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子が増え始めています。
GOES15(青線)は、10,000の線に近づいていて、
明日には10,000を超えているかもしれません。



世界時5月20日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時5月21日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。