宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/20 --- ---
3/19 --- ---
3/18 --- ---

黒点  3/20 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 312 -1.3
-2 h 312 +3.6
-4 h 313 +3.5
-6 h 315 +1.3
-8 h 314 -3.0
-10 h 309 -0.6
-12 h 313 -1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
3/20 0.5 1x10^3
3/19 0.4 2x10^3
3/18 0.4 2x10^3
3/17 0.4 1x10^3
3/16 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 3/15 13:21 太陽風は低速風に戻っています。
2017/ 3/16 13:56 太陽風は平均的な速さに上がり、磁気圏もやや活動的です。
2017/ 3/17 11:00 太陽風は低速風に変わり、磁気圏は穏やかです。
2017/ 3/18 13:15 太陽風は330km/秒に下がっています。太陽は無黒点が続いています。
2017/ 3/19 07:44 太陽風の速度は300km/秒に下がっています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2017/ 3/20 13:58 更新
低速の太陽風が続き、磁気圏も静穏です。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

谷口直樹さんより、
2月15日、18日にフィンランド・ロヴァニエミで撮影された
オーロラの写真をいただきました。
先週、回帰がなくて消えてしまった高速太陽風の
前周期の到来時に発生したオーロラです。

1枚目は高速風が始まる前のオーロラで、
この日はあまり強くなることもなく北の空遠くに出続けたそうです。
2、3枚目は高速風到来後の撮影です。
17日夜の早い時間は弱いオーロラでしたが、
日付が変わる頃に一気にブレークアップし、
2時間くらい強いオーロラが出現していたとのことです。

谷口さんは、1か月にわたってフィンランドでオーロラを観測されたそうです。
その間に、高速太陽風が3度にわたってやって来ています。
素晴らしいオーロラに何度も遭遇されたことでしょう。
美しい写真をありがとうございます。



現在の太陽風は、310km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度も、3nTとやや弱まったまま安定してます。

磁気圏も静穏で、AE指数は小さい変化が見られる程度です。

一方、SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心に広がり、
地球の方向に速度の高い太陽風を吹き出しているところです。
この高速風の始まりは、明日か明後日頃と思われます。
今後の太陽風の変化に注目して下さい。


太陽は今日も無黒点で、
X線のグラフに変化はありません。




フィンランド・ロヴァニエミで、現地2月15日22〜23時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 谷口直樹氏


フィンランド・ロヴァニエミで、現地2月18日0〜3時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 谷口直樹氏


フィンランド・ロヴァニエミで、現地2月18日0〜3時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 谷口直樹氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。