宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:51)
昨日、C1.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 --- ---
12/ 5 14:56 C1.2
02:33 C1.8
12/ 4 16:04 C1.2
11:46 C1.1

黒点 12/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2612 1 α ---
2615 16 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 332 +2.4
-2 h 332 +1.9
-4 h 333 -1.5
-6 h 332 +1.0
-8 h 329 -1.8
-10 h 330 +1.5
-12 h 325 -1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^2
12/ 6 0.4 4x10^3
12/ 5 0.5 1x10^4
12/ 4 0.4 1x10^4
12/ 3 0.4 1x10^4
12/ 2 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/ 1 13:49 2615黒点群の活動は弱まっています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2016/12/ 2 14:08 太陽風に小さい変化が到来しました。再び、アラスカのオーロラをどうぞ。
2016/12/ 3 10:23 太陽風は320km/秒と低速になっています。太陽も穏やかです。
2016/12/ 4 11:36 太陽風の速度は300km/秒まで低下しています。磁気圏も穏やかです。
2016/12/ 5 13:50 太陽風は低速ですが、磁場がやや強まっています。11月の黒点相対数は 21.4 でした。
最新のニュース

2016/12/ 6 12:51 更新
太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風は、低速の状態が続いていますが、
300km/秒から330km/秒へ少し速度が高まっています。
磁場強度は、5nT付近をやや上下して、
細かく変化しています。

太陽風の高まりには、まだ早そうですが、
前周期もこの頃は、
磁場強度の強まりなどの変化が起きています。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数のグラフは、
中央部に250nTの小規模の変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球のコロナホールは、太陽の中央部に広がり、
ここから細長く北東に伸びています。
コロナホールの分布を、前の周期と比較すると(1枚目の図)、
この領域では、次第に大きく広がっているようです。

この後の太陽風の変化は、前周期もその前の周期も、
700km/秒に達するほどに高まり、
5日ほど高速の状態が続いています。
今回も、明後日、8日頃から速度の高まりが始まりそうです。


太陽では、2615黒点群で、C1.2の小規模フレアが発生しています。
その他には目立った変化はなく、概ね静穏です。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。