宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/21 --- ---
8/20 --- ---
8/19 --- ---

黒点  8/21 (NOAA)
磁場 フレア
2578 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:29 290 -0.0
-2 h 301 -0.9
-4 h 312 +1.4
-6 h 317 +2.5
-8 h 312 -0.1
-10 h 317 -2.2
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
8/21 0.3 7x10^2
8/20 0.4 5x10^2
8/19 0.3 3x10^2
8/18 0.4 7x10^2
8/17 0.3 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/16 11:34 太陽風は更に低速になっています。太陽は穏やかです。
2016/ 8/17 13:21 低速の太陽風が続いています。太陽は穏やかです。
2016/ 8/18 12:43 太陽風は平均的な速さに戻っています。太陽は穏やかな状態が続いています。
2016/ 8/19 12:32 太陽は穏やかです。太陽風は低速になっています。
2016/ 8/20 12:39 低速の太陽風が続いています。太陽もとても静かです。
最新のニュース

2016/ 8/21 10:26 更新
太陽は無黒点に近くなっています。太陽風は更に低速になっています。

担当 篠原

太陽がほとんど無黒点の状態になっています。

太陽の西の端に近づいていた2576黒点群が見えなくなり、
黒点は、中央部の2578群だけが残っていました。
しかし、この2578群も昨夜くらいから急に色が淡くなり、
今日掲載している可視光写真では、
微かに黒点の痕跡が見える程度になっています。

STEREO Ahead衛星によると、
東端の向こう側から活動的な領域が近づいているようですが、
そこに黒点が無かった場合、
太陽はしばらく無黒点になるかもしれません。

X線グラフは、小さい変化がひとつ起きているだけで、
太陽はとても穏やかです。


太陽風は、速度が300km/秒に下がり、
更に低速の風になっています。
磁場強度は、5〜6nTで安定しています。

磁気圏はとても静かで、
AE指数のグラフは、中盤以降ほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中央部の南側にコロナホールの暗い領域が見えています。
すぐ上の明るい領域は、2578黒点群です。

ちょうど太陽の中心線に達しているので、
3日後の24日くらいから、地球に影響が到来しそうです。

27日前の前周期と比べると、
2578群が新しく出現したために、
コロナホールの広がりは少し小さくなっています。
27日周期の図を見ると、
前回は、7月29日に600km/秒に達する高速風が到来していますが、
今回はどうなるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。