宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:13)
今日、C8.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 9 09:33 C8.9
05:13 C1.7
8/ 8 19:25 C5.6
18:04 C3.1
17:35 C2.8
16:22 C1.6
11:35 C3.3
07:14 C5.6
06:37 C2.0
00:03 C8.5
8/ 7 23:35 M1.3
22:27 C2.4
19:18 C1.6

黒点  8/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2571 16 βγ C6
2572 5 β C9
2573 5 β ---
2574 2 β C6
2575 2 β ---
2576 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:07 488 +0.2
-2 h 497 +5.5
-4 h 501 +5.0
-6 h 496 +4.6
-8 h 489 +5.3
-10 h 503 +4.7
-12 h 473 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
8/ 9 0.4 2x10^4
8/ 8 0.4 3x10^4
8/ 7 0.3 4x10^4
8/ 6 0.4 2x10^4
8/ 5 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/ 4 13:12 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も活発です。
2016/ 8/ 5 13:07 小型の彗星が太陽に近づいて、消えたようです。高速の太陽風が続いています。
2016/ 8/ 6 12:20 太陽風は650km/秒の高速風になっています。磁気圏も活動的です。
2016/ 8/ 7 10:41 高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2016/ 8/ 8 13:05 太陽でM1.3の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2016/ 8/ 9 15:13 更新
太陽の東端に黒点群が4つ現れています。高速の太陽風は続いています。

担当 篠原

太陽は、東の端から2573群、23574群の全体が見える様になり、
南半球には、2576群も姿を現しています。

2574群でC3.1、C5.6の小規模フレアが昨日発生し、
今朝は、2573群でC8.9のフレアが起きています。

これらの黒点群は、これから太陽の中心へ進むので、
活動が強まれば、地球へ影響が及ぶ可能性も高まります。
引き続き注目してください。


太陽風は、460km/秒から490km/秒へ速度が少し上がり、
高速の風は続いています。
また、磁場強度も、5nTから7nTへ少し強くなっています。
速度の変化はもう少し続くかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
やや北寄りの傾向になっているようです。
このため、南向きに振れた時間帯に、
AE指数の変化が発生して目立っています。
規模も1000nTと比較的大きくなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期はもう4日ほど高速風が続きました。
今回はどこまで続くでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日も高まった状態が続き、
GOES15(青線)、GOES13(赤線)ともに、10,000に達しています。
ただし、全体としては減少の傾向にあるように見えます。
明日は、10,000を割っているかもしれません。



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。