宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 3 --- ---
8/ 2 --- ---
8/ 1 --- ---

黒点  8/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2570 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:06 445 -2.0
-2 h 424 +2.7
-4 h 412 +9.1
-6 h 405 +2.3
-8 h 421 -7.4
-10 h 439 +10.9
-12 h 455 +15.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
8/ 3 0.4 1x10^3
8/ 2 0.4 3x10^3
8/ 1 0.5 2x10^3
7/31 0.4 3x10^3
7/30 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/29 14:05 太陽風は高速風になっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 7/30 09:40 太陽風の速度は600km/秒に高まりました。現在は下がり始めています。
2016/ 7/31 10:27 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽は穏やかです。
2016/ 8/ 1 13:59 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2016/ 8/ 2 12:36 太陽風は更に低速になっています。7月の黒点相対数は32.5です。
最新のニュース

2016/ 8/ 3 15:17 更新
太陽風の強まりが到来しました。引き続き速度が高まる可能性があります。

担当 篠原

昨夜より、太陽風の強まりが到来しています。

2日21時(世界時2日12時)頃より、
太陽風の磁場強度、速度の変化が始まって、
今日の未明にかけて、磁場強度は20nT、
速度は450km/秒へそれぞれ高まりました。

現在は、磁場強度は最大の頃の半分くらい、
10nTに下がっていますが、依然、通常よりも強まった状態です。

今日のACE衛星のデータは、
途中の5時間ほど欠けていますが、
この辺りで、磁場が大きく南向きに振れていたようです。
前後のデータでは、
-10nTから、-20nTに達する変化も見えています。

このため、磁気圏の活動も強まって、
AE指数は、1000nTに達する大きな変化が発生しています。

現在は、磁場強度が下がり、
南北成分も0nT付近に戻っていますが、
今後、速度が更に高まると、
磁気圏の活動も高まった状態が続く可能性があります。

27日周期の図を見ると、
前周期よりも半日ほど変化の始まりが早まったようです。
前周期は、この後更に速度が高まり、
650km/秒まで上昇しています。
今回も、引き続き太陽風の変化に注目して下さい。

今日のSDO衛星AIA193の写真は、
新月を迎えている月と太陽がちょうど重なって、
中央部のコロナホールが見えなくなっています。
SDO衛星では、日食の真っ最中です。


太陽は、2570黒点群がかすかに見えています。
X線のグラフは変化がなく、太陽はとても穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。