宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:31)
一昨日、C8.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/12 --- ---
7/11 --- ---
7/10 09:49 C8.6
00:48 C2.6

黒点  7/12 (NOAA)
磁場 フレア
2562 7 β ---
2563 6 β ---
2564 8 β C9
2565 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 487 -2.4
-2 h 499 -2.6
-4 h 478 +0.7
-6 h 469 -2.3
-8 h 483 -0.2
-10 h 483 -0.2
-12 h 497 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -18 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
7/12 0.3 1x10^4
7/11 0.4 1x10^4
7/10 0.3 9x10^3
7/ 9 0.4 5x10^3
7/ 8 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/ 7 12:32 コロナホールによる太陽風の高まりが始まりました。
2016/ 7/ 8 12:20 C5.1の小規模フレアが発生しました。太陽風は高速風になっています。
2016/ 7/ 9 12:12 太陽の黒点群は4つに増えています。太陽風は600km/秒台の高速風です。
2016/ 7/10 13:01 C8.6の小規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
2016/ 7/11 13:26 太陽は穏やかです。太陽風は550km/秒の高速風が続いています。
最新のニュース

2016/ 7/12 11:31 更新
太陽風の速度は500km/秒へやや下がっていますが、高速風は続きそうです。

担当 篠原

太陽の東端の黒点に、2565群と番号が付き、
全体が見える様になっています。
目立った活動はなく、比較的穏やかな領域のようです。

太陽全体でも、
2564群でB9.4の小さいフレアが起きている程度で、
穏やかです。


太陽風は、高速の状態は続いていますが、
速度は、550km/秒から500km/秒へやや下がっています。
一方、磁場強度は、5nTから7nTへ小幅ですが上がり気味で、
コロナホールの広い部分の影響が近づいているのかもしれません。

27日周期の図でも、前周期の6月15日に、
太陽風速度の高まりが到来しています。
これから、このような変化に繋がっていくかもしれません。

磁気圏は活動的な状態が続いています。
AE指数は、500nTの中規模の変化が、繰り返し発生しています。
太陽風の高まりとともに、
磁気圏の活動も今週いっぱい続きそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15の青線が10,000に達したところで、
増加は止まっています。
今後の太陽風の影響に注目してください。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。