宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/28 --- ---
4/27 --- ---
4/26 --- ---

黒点  4/28 (NOAA)
磁場 フレア
2532 2 β ---
2533 1 α ---
2535 2 α ---
2536 9 β ---
2537 9 β ---
2538 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 440 +2.3
-2 h 431 -0.4
-4 h 434 -0.1
-6 h 443 -0.4
-8 h 441 -0.3
-10 h 446 +0.3
-12 h 459 -0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
4/28 0.3 7x10^2
4/27 0.4 4x10^2
4/26 0.4 3x10^2
4/25 0.4 3x10^2
4/24 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/23 13:52 太陽風の変化がやって来て、600km/秒近くまで速度が高まりました。
2016/ 4/24 14:26 コロナホールの影響が始まり、太陽風は500km/秒の高速風になっています。
2016/ 4/25 12:58 500km/秒の高速太陽風が続いています。
2016/ 4/26 12:19 高速の太陽風が続いています。磁気圏は比較的静かです。
2016/ 4/27 12:43 高速太陽風は終わりつつあります。太陽で小さい活動が増えています。
最新のニュース

2016/ 4/28 12:43 更新
太陽風はやや高速で、磁気圏の活動も少し活発になっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、440km/秒前後の状態が続いています。
高速風の状態から下がってきましたが、
まだ、完全には下がっていない印象です。

磁場強度は、5nTと平均的な状態です。
南北成分は、比較的短い時間で南北に変化しています。
磁気圏の活動は、昨日よりも少し高まっていて、
AE指数は、400〜800nTの中規模の変化が、
数時間おきに発生しています。

グラフの中の、最後の高まりにあたる、
世界時27日23時頃の昭和基地のオーロラを紹介します。
特に活発な変化ということでもありませんが、
久しぶりに昭和基地のオーロラを掲載しています。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球のコロナホールが、
中央部にやや大きく広がっています。
現在、ここから地球の方向に
高速の太陽風が吹き出している可能性があります。
30日以降の太陽風の変化に注目して下さい。


太陽では、西の2537群の黒点が増えています。
2535群の活動がやや強まり、
X線のグラフは小さい変化が目立っています。

もう一段規模が大きくなると、
変化がCクラスに達するようになるでしょう。

と書いたところで、
最後に、Cに届くフレアが起きたようです。




南極の昭和基地で、世界時27日23時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。