宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:14)
昨日、C4.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/16 --- ---
4/15 23:03 C4.1
02:58 C1.3
4/14 22:21 C1.8
08:26 C2.9

黒点  4/16 (NOAA)
磁場 フレア
2529 36 βγ C4
2530 2 α ---
2531 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 369 +4.5
-2 h 370 +6.0
-4 h 379 +4.1
-6 h 374 +2.0
-8 h 389 +3.3
-10 h 384 +3.0
-12 h 373 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -5 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
4/16 0.3 5x10^3
4/15 0.5 1x10^4
4/14 0.7 2x10^4
4/13 0.4 2x10^3
4/12 0.3 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/11 10:12 太陽風はやや低速です。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 4/12 12:19 C1の小さいフレアが数回発生しています。太陽風は低速です。
2016/ 4/13 12:43 今朝より高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2016/ 4/14 12:15 2529黒点群が中心に見えています。高速太陽風は終わりに向かっています。
2016/ 4/15 13:40 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動を高めました。
最新のニュース

2016/ 4/16 13:14 更新
C4.1の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

2529黒点群では、昨夜、25日23時(世界時15日14時)に、
C4.1の小規模フレアが発生しました。
2529群で発生したフレアとしては、最大の規模です。

X線のグラフを見ると、その前にも小さい活動が続いていて、
活動度が少し上がっていたようです。
現在はまた少なくなっていますが、再び高まるでしょうか。

太陽では、東端(左端)から新しい黒点が現れています。


太陽風は、370km/秒とやや低速の風が続いています。
磁場強度は、5nTから10nTへ一旦上がり、
再び5nTへ下がる変化をしています。

磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降は北寄りの傾向に変わっています。
そのため、磁気圏はすっかり静かになり、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
ほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、
北半球の三角形に広がるコロナホールが、
太陽の中心線に達しています。
3日後くらいから太陽風の高まりがやって来るかもしれません。

このコロナホールは、27日前の前周期にも、
ほぼ同じ場所に現在よりも広がって見えていたのですが、
5日後の3月24〜25日に太陽風の高まりが到来しました。
今回はどうなるでしょうか。




2晩続けて、九州地方を激しい地震が襲いました。
霧島市では、震度は大きくありませんでしたが、
揺れが長い時間続いて、地震の激しさを感じました。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。