宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:12)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/31 --- ---
3/30 --- ---
3/29 --- ---

黒点  3/31 (NOAA)
磁場 フレア
2526 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 497 +0.6
-2 h 503 -2.3
-4 h 506 -0.3
-6 h 515 +0.3
-8 h 502 -1.4
-10 h 502 -0.4
-12 h 517 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
3/31 0.4 5x10^2
3/30 0.3 5x10^2
3/29 0.3 3x10^2
3/28 0.5 5x10^2
3/27 0.4 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 3/26 04:44 太陽風速度の高まりは終わりに向かっています。太陽は穏やかです。
2016/ 3/27 09:32 太陽風速度は低速になっていますが、磁場強度がやや強まっています。
2016/ 3/28 13:22 太陽風磁場の強まりは続いています。コロナホールの影響も始まるかもしれません。
2016/ 3/29 12:12 太陽風の速度が高まっています。太陽は穏やかです。
2016/ 3/30 12:23 500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動もやや高まっています。
最新のニュース

2016/ 3/31 12:12 更新
500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動もある程度高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
500km/秒と昨日からは少し下がりましたが、
高速の状態が続いています。

27日周期の図を見ると、
今回の高速風は28日に始まって、4日目に入っています。
前周期の小さい高まりと比べると、
立派な高速風領域に変わっています。

太陽風の磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっています。
目立つ変化ではありませんが、
高速風領域の終わりが近づいているのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
短い時間で南北に変化するようになっています。
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
300〜600nTの小中規模の変化が、連続的に起きています。

昨日のグラフと比べると、
変化の規模はやや小さくなっていますが、
途切れずに活動が続いている印象です。

アラスカ・フェアバンクスのオーロラの様子を紹介します。
ファイルサイズが大きくなりますが、
世界時30日7時から13時までの6時間の様子です。
強弱の波はありますが、にぎやかにオーロラの活動が続いています。


太陽は、X線グラフはほとんど変化がなく、
フレアの発生はありません。

一方、今朝、31日9時(世界時30日0時)頃に、
南西部(右下)でフィラメント噴出が発生しています。
CME(太陽ガスの放出現象)も起きていると思われますが、
明日のニュースで紹介できると思います。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時30日7〜13時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。