宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:12)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/26 10:24 C1.5
9/25 08:41 C3.3
06:39 C1.8
9/24 03:53 C3.3

黒点  9/26 (NOAA)
磁場 フレア
2418 2 α C3
2420 17 β ---
2421 17 β ---
2422 17 βγ C3
2423 4 β ---
2424 3 β ---
2425 2 β ---
2426 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:06 478 +1.3
-2 h 460 +0.8
-4 h 463 +0.4
-6 h 449 +1.0
-8 h 461 +2.9
-10 h 476 +3.6
-12 h 463 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^2
9/26 0.4 1x10^3
9/25 0.4 1x10^3
9/24 0.3 2x10^3
9/23 0.3 2x10^3
9/22 0.7 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/21 11:11 Mクラスのフレアが2回発生しています。高速太陽風が到来しています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/22 13:20 太陽風は600km/秒の高速風になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/23 12:30 太陽風の速度は下がり始めています。カナダ・ホワイトホースのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/24 14:06 太陽風はやや高まった状態が続いています。太陽でCクラスのフレアが増えています。
2015/ 9/25 14:31 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 9/26 11:12 更新
太陽風はやや高速です。カナダ・ドーソンシティのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

23日にオーロラの写真を紹介した小貝哲夫さんより、
カナダ・ユーコン準州のドーソンシティで、
現地25日3時(世界時25日11時)と半日前に撮影されたばかりの
オーロラの写真をいただきました。

今日のAE指数の図の最初の山に対応する現象です。
太陽風の速度は460km/秒。
磁場の南北成分が -3nTと南向きに振れていたため、
オーロラの活動に繋がったようです。

現地で実際に見上げている様な気持ちになれる写真です。
AE指数のグラフでは、この時間までずっと静かだった様で、
未明まで待って、ついに捉えたオーロラだったのかもしれません。
速報をありがとうございます。



太陽風は、500km/秒から460km/秒へ少し下がりましたが、
やや高速の状態が続いています。
磁場強度は、6nT前後と平均的な値です。

27日周期の図の前周期と同様に、
やや高まった太陽風になっているのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
0nT付近か、北寄りの時間が長くなっています。

その中で、-3nTくらいと振れ幅は小さいですが、
南に向いた時間が5時間ほどあり、
そこで掲載したオーロラの活動が発生しています。
AE指数では、800nTと600nTと中規模の変化が2回観測されています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見られず、
太陽風はこれから穏やかになっていきそうです。


太陽では、2424、2425、2526黒点群が出現して、
にぎやかになっています。

フレアは、2422黒点群でC1の小さいフレアが2回起きた程度で、
全体としては穏やかです。




カナダ・ユーコンのドーソンシティで、現地25日3時(世界時25日11時)に撮影されたオーロラ。
(c) 小貝哲夫氏


カナダ・ユーコンのドーソンシティで、現地25日3時(世界時25日11時)に撮影されたオーロラ。
(c) 小貝哲夫氏


カナダ・ユーコンのドーソンシティで、現地25日3時(世界時25日11時)に撮影されたオーロラ。
(c) 小貝哲夫氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。