宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:58)
昨日、C2.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/25 --- ---
5/24 02:30 C2.3
5/23 08:41 C2.0

黒点  5/25 (NOAA)
磁場 フレア
2348 1 α ---
2349 8 β C2
2353 9 β C2
2354 1 α ---
2355 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 350 +3.2
-2 h 348 +2.1
-4 h 347 +1.7
-6 h 351 -2.9
-8 h 346 -1.5
-10 h 345 -0.9
-12 h 340 +2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -6 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
5/25 0.3 3x10^2
5/24 0.3 7x10^2
5/23 0.3 4x10^2
5/22 0.3 4x10^2
5/21 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 5/20 11:25 高速太陽風は続いていますが、これから弱まりそうです。太陽も穏やかです。
2015/ 5/21 12:43 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽は穏やかです。
2015/ 5/22 14:51 太陽風の速度は400km/秒で安定しています。磁気圏は穏やかです。
2015/ 5/23 10:37 太陽風は340km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/ 5/24 10:44 太陽風は低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 5/25 11:58 更新
低速の太陽風が続いています。太陽もとても静かです。

担当 篠原

太陽風は低速の風が続いています。
速度は、340km/秒から350km/秒へわずかに変化した程度で、
安定しています。
磁場強度も、4nT付近と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北寄りになったり、南寄りになったり、
はっきりと分かれる様な変化になっています。
このため、磁気圏でも小規模の活動が起きていて、
AE指数のグラフには、200〜300nT程度の小さい変化が、
前半と後半にそれぞれ発生しています。

この後半の頃の南極のオーロラを、
NICTのライブカメラで紹介します。
弱い変動なので、オーロラの輝き方も地味ですが、
現在の南極の空を彩っているところです。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、コロナホールが中央を越えて、
西半球側に回ろうとしています。
この領域からの影響が及ぶまでは、低速の太陽風が続きそうです。


GOES衛星のX線グラフは、
昨日以降とても静かになっていて、ほぼ横に一直線です。

黒点はあちこちに見えていますが、
これだけ変化がないと、寂しく感じます。




南極の昭和基地で、世界時24日19時〜25日3時に観測されたオーロラ(表示は、世界時+3時)。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。