宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/28 --- ---
8/27 --- ---
8/26 --- ---

黒点  8/28 (NOAA)
磁場 フレア
1823 1 α ---
1828 1 α ---
1834 3 β ---
1835 5 β ---
1836 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 468 -1.6
-2 h 438 -3.5
-4 h 435 +0.9
-6 h 415 +5.0
-8 h 407 -9.8
-10 h 377 -7.4
-12 h 347 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -42 -/ -
-2 h -41 -/ -
-4 h -43 -/ -
-6 h -49 -/ -
-8 h -39 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^1
8/28 0.5 3x10^3
8/27 0.4 5x10^3
8/26 0.4 5x10^3
8/25 0.5 1x10^4
8/24 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/23 12:09 500km/秒台の高速太陽風が続いています。Cクラスフレアが増えています。
2013/ 8/24 13:35 高速の太陽風は続いています。小さい彗星が再び太陽に接近しています。
2013/ 8/25 13:32 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽も静かです。
2013/ 8/26 09:58 太陽風は400km/秒と平均的な状態です。太陽も静穏です。
2013/ 8/27 10:25 太陽風は低速の風になっています。太陽の活動も静かです。
最新のニュース

2013/ 8/28 12:05 更新
太陽風磁場の強まりにより、オーロラの活動が強まっています。

担当 篠原

一足早く、太陽風の乱れがやって来ました。
昨日のニュースの後も、
太陽風の磁場強度は次第に強まり、
28日2時(世界時27日17時)に、15nTへ達しました。

その後は、10nTと強まった状態が8時間ほど続き、
現在はまた下がって、5nTと平均的な値に戻っています。

磁場強度の強まりとともに、
太陽風の速度も高まっています。
350km/秒の低速風から、
グラフの最後では470km/秒とやや高速の風に上がっています。

磁場が強まっていた間、
南北成分は南寄りで変化していました。
磁場が最も強まった頃には、
-10nTまで南向きに強まっています。

このため、磁気圏の活動も強まって、
AE指数は、500nTから1000nTの中規模の変動が続いています。

その中の、世界時27日18時に撮影された、
昭和基地のオーロラを紹介します。
緑色と赤色の明るいオーロラが、
空を横切って輝いています。
今日は動画を掲載できないのが残念です。

27日周期の図を見ると、
今回の太陽風の乱れは、前周期にはありませんでした。
SDO衛星AIA193のコロナホールとのつながりなど、
この後の変化に注目してください。


太陽は、目立った変化はなく穏やかです。




南極の昭和基地で、世界時27日18時に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。