宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/15 --- ---
6/14 --- ---
6/13 --- ---

黒点  6/15 (NOAA)
磁場 フレア
1768 13 β ---
1769 3 β C1
1770 1 α ---
1771 1 α ---
1772 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 316 -3.3
-2 h 326 -3.6
-4 h 315 -2.2
-6 h 325 -2.9
-8 h 323 -2.9
-10 h 329 -2.3
-12 h 332 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
6/15 0.3 2x10^3
6/14 0.3 2x10^3
6/13 0.3 2x10^3
6/12 0.3 2x10^3
6/11 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 6/10 12:10 太陽風は350km/秒と低速です。太陽も静かです。
2013/ 6/11 13:04 太陽は1765黒点群だけ見えています。太陽風は300km/秒台後半とやや低速です。
2013/ 6/12 11:28 太陽は静かです。太陽風の速度は440km/秒に少し上がっています。
2013/ 6/13 11:27 太陽のフレア活動は静かです。太陽風は400km/秒と平均的な状態です。
2013/ 6/14 12:26 太陽の東から2つの黒点群が現れました。太陽風は低速になり、磁気圏も静かです。
最新のニュース

2013/ 6/15 12:21 更新
太陽風は320km/秒と低速になっています。太陽の東から黒点が更に現われています。

担当 篠原

太陽風の速度は、350km/秒から更に下がって、
320km/秒と一段と速度の遅い風になっています。

太陽風の磁場強度は、4nTから一旦2nTに下がり、
その後すぐに回復して、現在は5nT前後で推移しています。
この変化の前後で南北成分の傾向が変わり、
昨夜以降、-3nTと小さい振れ幅ですが、
南に振れたままの状態が続いています。

速度が遅いこともあり、磁気圏の変動は小規模に留まっていますが、
AE指数には200〜300nTの変化が見られています。

南極の昭和基地の全天カメラできれいなオーロラの活動が見られたので、
動画を紹介します。
世界時15日0時前後の様子で、AE指数のグラフの、
右端の小さな山の頃です。

太陽風は、このまま穏やかな状態が続きそうです。
磁気圏も、太陽風の磁場の振れ方で、
小規模の活動が見られるくらいでしょうか。


太陽は、東の端から新しい黒点が次々に姿を現しています。
SDO衛星の可視光カメラによるこの領域の拡大写真を掲載します。
小さい黒点ばかりですが、多数見えています。

南東の黒点には、1771、1772黒点群と番号が付けられましたが、
拡大写真を見ると、更に別の黒点群番号も加わりそうです。
また、赤道付近にも番号のまだない黒点群が現われています。

フレアの活動は現在は静かで、
X線のグラフはほとんど変化していません。
これらの黒点群の今後の活動に注目してください。



南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東から黒点が次々と現われています。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。