宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:05)
昨日、M1.4の中規模フレアが、一昨日もC8.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 7 --- ---
5/ 6 10:58 C2.4
09:03 C2.3
04:56 C8.3
02:43 M1.4
01:07 C3.8
5/ 5 19:25 C1.7
18:30 C2.3
15:39 C8.4
09:33 C8.0
08:45 C1.7
04:31 C2.2
01:07 C2.0

黒点  5/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1731 1 α C2
1732 4 β ---
1734 17 β C3
1736 3 β ---
1738 5 β ---
1739 7 βγ M1
1740 3 β C1
1741 2 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 490 +6.2
-2 h 497 +0.5
-4 h 481 +1.4
-6 h 485 +3.9
-8 h 480 +3.6
-10 h 503 +5.6
-12 h 528 +5.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -36 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -32 -/ -
-6 h -36 -/ -
-8 h -32 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
5/ 7 0.3 1x10^3
5/ 6 0.3 2x10^3
5/ 5 0.4 4x10^3
5/ 4 0.3 4x10^3
5/ 3 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 5/ 2 12:45 太陽風磁場の強い南向きが続いて、磁気圏の活動が高まりました。4月の黒点数は72に上がりました。
2013/ 5/ 3 12:17 M1の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。
2013/ 5/ 4 16:28 太陽の東端でM5.7の中規模フレアが発生しました。CMEも噴出しています。
2013/ 5/ 5 13:32 C8.0のCクラスフレアが発生しました。太陽風は低速です。
2013/ 5/ 6 11:19 M1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速になっています。
最新のニュース

2013/ 5/ 7 12:05 更新
フレアの発生は減少しています。太陽風は500km/秒の高速状態です。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽のフレアの発生は少なくなっています。
夕方に1741黒点群でC1.3、夜に1731群でC1.1が起きた程度です。
GOES衛星のX線グラフを見ると、
Cの線の下で小さく変化するように変わっています。

昨日まで活発だった1739黒点群は、黒点が小さくなって、
規模が縮小しています。
太陽は、このまましばらく静かになるのでしょうか、
すぐにどこかの群が活動を強めるのでしょうか。


太陽風は、昨日の午後にもう一段速度が高まって、
500km/秒の高速風になり、現在まで続いています。
磁場強度は、5〜10nTの間をゆっくりと変化していて、
やや強まった状態です。

コロナホールは小さく見えたのですが、
思ったよりもしっかりと高速風の領域が到来しています。
磁場強度の高まりが続いているので、
速度の低下はもうしばらく先かもしれません。

磁気圏では小規模の変動が時々発生しています。
AE指数では、300〜500nTの変化が観測されています。
南極の昭和基地ではオーロラが発生している様ですが、
曇り空のため、カメラでは詳しく見ることができません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。