宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:10)
昨日、C4.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/25 --- ---
2/24 23:18 C2.6
03:44 C2.9
00:56 C4.8
2/23 --- ---

黒点  2/25 (NOAA)
磁場 フレア
1675 2 β ---
1676 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 329 -0.1
-2 h 318 -0.2
-4 h 313 +0.2
-6 h 314 -1.2
-8 h 322 -2.5
-10 h 324 -1.7
-12 h 334 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -8 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
2/25 0.5 3x10^2
2/24 0.3 2x10^2
2/23 0.3 3x10^2
2/22 0.4 4x10^1
2/21 0.3 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/20 12:45 1687黒点群が発達して、フレア活動が強まるかもしれません。ムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 2/21 12:12 太陽風の速度が少し上がっています。昨夜、C8のフレアが発生しました。
2013/ 2/22 11:21 C2フレアが発生していますが、太陽の活動は落ち着き気味です。太陽風磁場が南寄りです。
2013/ 2/23 12:19 太陽はC1のフレアが起きた程度です。太陽風磁場の南寄りが続き、オーロラ活動も続いています。
2013/ 2/24 12:30 1678黒点群が没しながらCクラスのフレアを起こしました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2013/ 2/25 11:10 更新
太陽風は330km/秒と低速です。太陽の活動も静かです。

担当 篠原

太陽風は、また少し速度が下がって、330km/秒ほどになっています。
27日周期の図を見ると、4日かけてゆっくり下がって行く様子が見えます。
磁場強度も3〜4nTとやや弱めの状態です。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いたのですが、
強度そのものが下がっているので、南向きも-2nT程度です。
磁気圏の活動も小規模で、AE指数は200nT前後の変化が続いています。

太陽風データの後半で、磁場の南北成分は、
0nT付近に変わっています。
この傾向が続くようなら、オーロラなどの磁気圏活動は更に弱まるでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
東側からコロナホールが近づいています。
今週後半の太陽風は、これらの影響を受けそうです。


太陽は、西の端に沈んで行った1678黒点群が
C2.6の小規模フレアを起こした程度です。

西に沈んで行く一方、東側に新しい黒点群が2つ姿を現しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。