宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 1 --- ---
12/31 --- ---
12/30 04:27 C1.5

黒点 12/31 (NOAA)
磁場 フレア
1638 1 α C2
1639 4 β ---
1640 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:59 352 +0.7
-2 h 356 -0.2
-4 h 353 -0.4
-6 h 362 -0.4
-8 h 377 -0.2
-10 h 375 +0.0
-12 h 383 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
1/ 1 0.3 2x10^1
12/31 0.3 3x10^1
12/30 0.3 3x10^1
12/29 0.4 7x10^1
12/28 0.4 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/12/27 12:32 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。1635黒点群の小さい活動が続いています。
2012/12/28 12:27 太陽風の速度は280km/秒に下がっています。新しい黒点が現われましたが、活動は穏やかです。
2012/12/29 10:09 太陽風はかなり低速の風が続いています。太陽の活動も静かです。
2012/12/30 10:15 太陽風は低速ですが、磁場が少し強まっています。
2012/12/31 11:09 太陽風の速度が480km/秒に高まりました。太陽は新しい黒点が発生しています。
最新のニュース

2013/ 1/ 1 13:58 更新
太陽はBクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

明けましておめでとうございます。
2013年も宇宙天気ニュースをよろしくお願い致します。


宇宙天気は、静かに新しい年を迎えています。

太陽は、Cクラスに達するフレアの発生はありません。
可視光写真を見ると、中央付近の1640黒点群の規模が更に広がり、
Bクラスの小さなフレアを起こしています。
隣の1638黒点群と一緒に拡大写真を紹介します。
引き続き、今後の発達に注目してください。

また、東の端の南北から現われた黒点に、
1641黒点群(北)、1642黒点群(南)と番号が付きました。
1642黒点群もBクラスのフレアを起こしています。


太陽風は、昨日のニュース以降は速度が下がり続け、
現在は350km/秒と低速の風に戻っています。
磁場強度も、3nTに下がり弱まっています。
太陽風は穏やかです。

磁気圏の活動も静かです。
オーロラの活動度を表すAE指数のグラフは、全く変化していません。
これは、太陽風磁場の南北成分が
0nT付近で変化していることに関係しています。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見られません。
この後も、太陽風は低速の穏やかな状態が続きそうです。

27日周期の図で前周期の変化を見ると、
この期間はずっと300km/秒台前半の遅い風が続いています。



SDO衛星による、1638黒点群(左)と、発達の目立つ1640黒点群(右)。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。