宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:59)
今日、C4.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/26 02:46 C4.5
9/25 13:22 C3.6
11:39 C1.7
04:20 C1.9
9/24 --- ---

黒点  9/26 (NOAA)
磁場 フレア
1573 8 β C1
1575 11 βγ C2
1576 3 β ---
1577 7 β C4
1578 3 β C2
1579 3 β ---
1580 3 β C5
1581 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:47 318 +3.7
-2 h 324 +4.5
-4 h 328 +4.2
-6 h 324 +2.6
-8 h 323 +1.8
-10 h 335 +1.2
-12 h 347 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -5 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^2
9/26 0.7 4x10^2
9/25 0.8 5x10^2
9/24 1.0 6x10^2
9/23 0.6 6x10^2
9/22 0.5 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/21 12:59 高速の太陽風が到来しました。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2012/ 9/22 14:41 太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は概ね穏やかです。
2012/ 9/23 14:30 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も静かです。
2012/ 9/24 12:27 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静かです。
2012/ 9/25 11:19 新しい黒点が現われています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
最新のニュース

2012/ 9/26 10:59 更新
C3、C4のフレアが発生しました。太陽風はかなり低速になっています。

担当 篠原

太陽の黒点群が増えています。
北東から1580群が上がってきて、中央部には1581群が出現しました。
また、南東の端にももう一つ新しい黒点が見えています。
黒点群番号の表示をさせると、なかなかにぎやかです。

中央部北半球側の1575群、1577群のあたりは、
東西に一列に黒点が並んでいます。
この辺りの可視光写真と磁場写真を切り抜いて並べてみました(1枚目の写真)。

磁場の分布をみると、黒点の並びの更に左にも強まりが続いていて、
一直線に白黒白黒・・・と並んでいます。
これは磁石のN極S極N極S極・・・という並びです。
上の可視光の写真と見比べると、
どの黒点がNなのか、Sなのかを見つけることもできます。

気付いてみると、黒点の出現緯度もだいぶ低くなって、
赤道に近づいてきました。
活動周期の極大期の中盤を迎えていることを実感します。
黒点の出現緯度の長期変化は、
SIDCのこのページの下の図をご覧ください。

太陽は、昨日の昼に、1577群でC3.6、
昨夜、1580群でC4.5のフレアが発生しています。
この他にも、C1のフレアが4回ほど起きていて、
少しにぎやかになっています。
東から現れた新しい領域など、この後も活動に注目してください。


太陽風は、大きく速度が下がって、320km/秒とかなり遅い風になっています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。

穏やかな状態はこのまましばらく続きそうです。




SDO衛星の可視光と磁場写真による、北半球の黒点の並び。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。