宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:04)
今日、C6.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/21 07:28 C6.2
06:41 C2.4
05:12 C2.9
12/20 20:47 C2.2
12/19 --- ---

黒点 12/21 (NOAA)
磁場 フレア
1374 1 α ---
1376 14 β C6
1377 3 β ---
1380 4 β ---
1381 8 β C2
1382 13 β ---
1383 1 α ---
1384 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 344 +0.5
-2 h 350 -2.0
-4 h 350 -1.9
-6 h 349 -1.8
-8 h 363 -1.9
-10 h 358 -3.8
-12 h 362 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
12/21 0.3 3x10^1
12/20 0.4 4x10^1
12/19 0.4 1x10^2
12/18 0.5 1x10^2
12/17 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/16 10:19 Lovejoy彗星が太陽に大接近しています。フレア、太陽風は穏やかです。
2011/12/17 13:46 Lovejoy彗星は太陽の向こう側を通過して姿を現しました。宇宙天気は穏やかです。
2011/12/18 12:08 太陽風の速度は260km/秒とかなり遅くなっています。C3の小規模フレアが発生しました。
2011/12/19 09:45 太陽風に小さな乱れが到来し、弱いオーロラの発生に繋がっています。太陽は穏やかです。
2011/12/20 11:55 太陽風は低速で、小規模のオーロラ活動が発生した程度です。薄明のLovejoy彗星の写真をどうぞ。
最新のニュース

2011/12/21 12:04 更新
太陽風は低速の状態が続いています(350km/秒)。今朝、C6の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

Twitterのコメントで、
STEREO衛星のEUVIカメラにLovejoy彗星は写っていないのか?
という指摘を頂きました。
STEREOのサイトで高画質の写真が公開されているので、
大きいサイズの写真をダウンロードしてじっくり探したところ、発見しました。
写真を切り取って動画にしましたので、ご覧ください。

もちろん、新発見でもなんでもなく、専門の方たちは既に分析済みの写真ですが、
自分の目で見つけるのは一味違います。
この写真だけでは、実際にどのくらい近いのかは分かりませんが、
彗星の尾が波打つ様子は感動させられます。


太陽風の速度は、昨日から特に変化はなく、
350km/秒と低速で安定しています。
磁場強度も、7〜8nTとやや強まった状態が続いています。

磁場の南北成分が、少し南寄りになっているようで、
AE指数には小規模の変化が見られています。


太陽では、北西(右上)の1376黒点群の活動度が上がり、
Cクラスの小規模フレアが数回発生しています。
最大は、今朝、21日7時半(世界時20日22時半)のC6.2です。



STEREO Ahead衛星EUVI195カメラによる、太陽に最接近したLovejoy彗星。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。