宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:42)
今日、C1.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/26 06:50 C1.4
05:57 C1.2
5/25 --- ---
5/24 --- ---

黒点  5/26 (NOAA)
磁場 フレア
1216 1 α ---
1222 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:48 375 +0.0
-2 h 364 -3.5
-4 h 370 +0.2
-6 h 375 +1.6
-8 h 378 +2.5
-10 h 379 +0.6
-12 h 382 +3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -18 10/ 11
-2 h -16 17/ 5
-4 h -14 13/ 2
-6 h -14 14/ 3
-8 h -14 11/ 3
-10 h -14 10/ 2
-12 h -13 11/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
5/26 0.3 2x10^2
5/25 0.4 2x10^2
5/24 0.4 2x10^2
5/23 0.3 2x10^2
5/22 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 5/21 11:58 太陽風は低速で、磁気圏は静穏。太陽も穏やかです。
2011/ 5/22 18:54 太陽風が少し強まって、速度が400km/秒台に上がっています。
2011/ 5/23 11:59 400km/秒台前半の太陽風が続いています。コロナホールの影響は見られるでしょうか。
2011/ 5/24 12:08 太陽風は低速風に変わりつつあります。太陽の中心にコロナホールが近づいています。
2011/ 5/25 14:05 太陽風はやや低速で落ち着き、太陽の活動も静かです。
最新のニュース

2011/ 5/26 09:42 更新
低速の太陽風が続き、磁気圏は静穏です。美しいプロミネンスが撮影されています。

担当 篠原

SDO衛星のAIA304カメラで、
太陽の東端(左端)に、とても美しいプロミネンスが写っていました。
2日間の様子を動画にまとめましたのでご覧ください。
写真は90度回転させて、普段は縦向きの太陽の東端を横向きにしています。


太陽風は、速度が380km/秒から360k/秒へ若干下がり、更に低速になっています。
磁場強度も5〜6nTと平均的な状態で安定しています。

磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。

この後の擾乱要因は、
太陽の中心付近に見えていたコロナホールによる高速の太陽風です。
明後日、27日以降に到来の可能性があります。
前周期は700km/秒に達する高い速度の太陽風が来ましたが、
今回は、勢いがやや落ちるのではないかと予想しています。
27日以降のデータに注目してください。


太陽では、ぎりぎりでC1に達するくらいの小さなフレアが2回ほど発生しています。
発生源などは、まだ分かりません。
目立った活動はこの程度で、太陽も穏やかな状態が続いています。



SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽東端のプロミネンス。写真は90度回転させています。
(c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。