宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/11 --- ---
4/10 --- ---
4/ 9 --- ---

黒点  4/11 (NOAA)
磁場 フレア
1185 15 β ---
1186 8 β ---
1187 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 315 +0.2
-2 h 327 +0.3
-4 h 335 -1.6
-6 h 345 -2.0
-8 h 357 -2.2
-10 h 351 -2.8
-12 h 351 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -20 2/ 5
-2 h -22 4/ 4
-4 h -23 7/ 3
-6 h -23 4/ 4
-8 h -24 0/ 10
-10 h -24 -2/ 12
-12 h -22 1/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
4/11 0.3 1x10^3
4/10 0.4 1x10^3
4/ 9 0.4 4x10^2
4/ 8 0.4 4x10^2
4/ 7 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/ 6 11:46 太陽風の速度は再び600km/秒近くまで上昇しています。磁気圏活動も強まりそうです。
2011/ 4/ 7 11:17 太陽風磁場が大きく南を向き、激しいオーロラ活動が発生しました。
2011/ 4/ 8 10:07 太陽風の擾乱は終わり、オーロラ活動は静穏です。
2011/ 4/ 9 13:16 太陽風は平均的な状態ですが、南向き磁場のためにオーロラがやや活発化しています。
2011/ 4/10 11:18 太陽、太陽風ともに穏やかです。これからコロナホールの影響が始まるかもしれません。
最新のニュース

2011/ 4/11 12:00 更新
太陽風の速度は320km/秒に下がっています。コロナホールの影響はまだありません。

担当 篠原

太陽風の速度は、320km/秒付近まで下がり、かなり遅くなっています。
コロナホールの影響はまだ全く見られず、
磁場強度も4nT付近で安定しています。

SDO衛星AIA193では、南極側のコロナホールはだいぶ西に移動しています。
遅れていますが、まだ、影響が及ぶ可能性はあるので、
もうしばらく注目してください。
ただし、到来が遅くなれば、影響の規模も小さくなります。


磁気圏の活動は、太陽風磁場の南向きに関係して、
小規模の変動が続いて見えています。

現在は速度が一段と下がっているので、
このままの太陽風であれば、磁気圏は静穏な状態が続くでしょう。


GOES衛星のX線のグラフは、目立った変化はなく、
太陽のフレア活動は静かです。

黒点としては、北半球の中央付近の
1185黒点群と1186黒点群の黒点の数が増えています。
引き続き発達するようだと、注意が必要になるでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。