宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:09)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/26 --- ---
1/25 --- ---
1/24 14:43 C1.4

黒点  1/26 (NOAA)
磁場 フレア
1147 1 α ---
1149 6 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 313 -2.2
-2 h 324 -1.7
-4 h 314 -2.0
-6 h 324 -2.0
-8 h 324 -2.4
-10 h 326 -3.3
-12 h 334 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:59 -18 13/ 16
-2 h -19 -9/ 11
-4 h -19 -14/ 5
-6 h -19 -19/ 4
-8 h -20 -21/ 3
-10 h -19 -22/ 4
-12 h -19 -25/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^1
1/26 0.3 1x10^2
1/25 0.5 4x10^2
1/24 0.3 3x10^2
1/23 0.4 3x10^2
1/22 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 1/21 11:31 太陽風は平均的な速度に下がっています。これから低速の太陽風が続きそうです。
2011/ 1/22 11:10 1149黒点群が発生し、Cクラスの小規模フレアを多発しています。
2011/ 1/23 11:18 1149黒点群が発達しています。H2Bの打ち上げの様子を紹介します。
2011/ 1/24 09:25 1149黒点群は落ち着いています。太陽風は速度が下がっています。
2011/ 1/25 12:15 1149黒点群はC1フレアを起こしています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2011/ 1/26 13:09 更新
太陽風は一段と低速風になっています。太陽も特に活動はありません。

担当 篠原

太陽風は、速度が320km/秒へ下がり、一段と低速に変わっています。
強まっていた磁場強度も、5nTと平均的な強さに戻りました。
このまま穏やかな太陽風が続きそうです。

太陽風磁場の強度は下がってきましたが、
南北成分はずっと南向きを保っています。

このため、AE指数はずっと小規模の変動が続いています。
南向きの振幅は-3nT程度で、速度も遅くなっているため、
磁気圏への影響は限定的です。


太陽コロナは、全体的にぼんやりと光っています。
小さなコロナホールが2つほど見られますが、
緯度も高めで、目立った影響はなさそうです。
今後も低速の太陽風が続くでしょう。

しかし、東の端にはSTEREO Behindで見えていた大きなコロナホールが
既に姿を現している様です。
SDOの写真で見え始めるのは、もう少し先ですが、
コロナホールの広がりに注目してください。


1149黒点群は、だいぶ落ち着いています。
X線データでは、Bクラスの小さなフレアが今朝発生した程度です。

1149黒点群は没するのも間近で、太陽の活動も静かなままでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。