宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/13 --- ---
1/12 --- ---
1/11 --- ---

黒点  1/13 (NOAA)
磁場 フレア
1140 1 α ---
1146 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 479 +2.9
-2 h 483 +1.1
-4 h 498 -0.1
-6 h 487 -0.1
-8 h 497 -0.6
-10 h 503 +2.5
-12 h 496 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -9 -37/ 12
-2 h -12 -26/ 10
-4 h -12 -17/ 5
-6 h -13 -20/ 5
-8 h -14 -26/ 5
-10 h -11 -22/ 6
-12 h -10 -20/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
1/13 0.4 4x10^3
1/12 0.3 4x10^3
1/11 0.4 2x10^3
1/10 0.5 3x10^3
1/ 9 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 1/ 8 12:59 高速風は、600km/秒台に上がっています。そろそろ後半に入りそうです。
2011/ 1/ 9 12:20 高速の太陽風は後半に入ったようです。これから次第に速度が下がっていくでしょう。
2011/ 1/10 17:29 太陽風は、600km/s近い高速風が続いています。
2011/ 1/11 12:05 高速太陽風は終わりつつあります。明後日以降、次の高速風が始まりそうです。
2011/ 1/12 13:07 太陽風は400km/秒台後半の高めの速度を保っています。オーロラの活動も続いています。
最新のニュース

2011/ 1/13 13:00 更新
500km/秒近くの高速風が続いています。このまま続きそうです。

担当 篠原

太陽風は、依然480〜500km/秒と高速の状態を保っています。
磁場強度も5nTと平均的な値を保っていて、
高速風はこのまま下がらずに推移しそうです。

磁場の南北成分は、今日は比較的北寄りに変わっています。
このため、オーロラの活動度は下がって、
小さな変動が見られている程度です。


SOHO EIT195を見ると、コロナホールは、だいぶ西側に進んでいます。
太陽風は、現在の状態のまま、このコロナホールの影響に入っていきそうです。
現在の速度からもう一段、
550km/秒や600km/秒台への速度の上昇が見られるのではないでしょうか。
この後のACEの変化に注意してください。


放射線帯の高エネルギー電子は、現状のまま特に変化はありません。


太陽では、1146黒点群がかろうじて見えているだけです。
目立ったフレア活動も見られません。

ただし、南西部でフィラメントの噴出が発生したようで、
SOHOのLASCO C2、C3できれいなCME(太陽ガスの放出現象)が見えています。
掲載の動画をご覧ください。
方向から考えると、地球への影響はほとんどないでしょう。



SOHO LASCO C2、C3による、西方向へのCMEの噴出。
(c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。