宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 6 --- ---
1/ 5 --- ---
1/ 4 --- ---

黒点  1/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
0981 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:40 627 -4.6
-2 h 646 +1.2
-4 h 645 +1.1
-6 h 646 -5.0
-8 h 637 -1.7
-10 h 627 +5.8
-12 h 592 -1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -23 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -34 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
1/ 6 0.6 1x10^2
1/ 5 0.7 1x10^3
1/ 4 0.6 8x10^2
1/ 3 0.5 1x10^3
1/ 2 0.7 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/ 1/ 1 10:38 新しい活動領域が東端から近づいています。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
2008/ 1/ 2 12:09 太陽の東端から980黒点群が上がって来ました。太陽風は低速で、穏やかです。
2008/ 1/ 3 09:10 C1.3の小規模フレアが起こりました。太陽風、磁気圏はとても穏やかです。
2008/ 1/ 4 10:06 太陽風は一段と低速になり、磁気圏も穏やかです。コロナホールが太陽の中心に達しています。
2008/ 1/ 5 11:14 太陽に、新しい活動周期の磁場極性を持つ黒点群が出現しました。太陽風が少し乱れ始めています。
最新のニュース

2008/ 1/ 6 11:45 更新
コロナホールによる、高速の太陽風がやってきました(620km/秒)。オーロラも活動的です。

担当 篠原

昨日、太陽風の磁場強度が強まっているとお知らせしましたが、
その後、速度が上昇を始め、一気に高速太陽風が始まりました。

速度が本格的に高まったのは、5日16時(世界時5日7時)頃です。
ここで550km/秒の高速風になりました。
その後も、ゆっくりと速度は上がり、
5日23時(世界時5日14時)以降は、600〜650km/秒を保っています。

太陽風の磁場強度は、初めに10nTに強まりましたが、
速度が上がりきった頃にいくらか弱まって、8nTに下がっています。
それでも、通常よりも強まった状態です。


27日周期の図で、今回と前周期の変化を比べてください。
高速風の到来は、2日近く早まっています。
太陽の高速風の噴き出し口の様子が、だいぶ変わっている様です。

SOHO EIT195の太陽写真では、コロナホールの最も濃い部分は、
これから地球への影響位置(西側へ半分行ったあたり)に達します。
コロナホールからの影響は。これからが本番という印象です。
今後、3〜4日くらいは速度が高い状態が続くのではないでしょうか。

太陽風の磁場強度は強まったままですが、
この下がり始めが、高速風が後半に入る目安になります。


磁場強度が強まり、速度が上昇したことで、磁気圏のオーロラ活動も活発化しています。
AE指数では、500〜1000nTの中規模変動が活発に発生しています。
シベリアの磁場データで3日間の変化を見ると、
昨日になって、活動が一気に活発化したことがよく分かります。

太陽風は現在も速く、磁場強度も高まったままですので、
今日も活発なオーロラ活動が見られそうです。
太陽風磁場は、速度よりも先に弱まって行きます。
高速風領域では、前半の方がオーロラは活動的で、後半は規模が小さくなって行きます。


太陽では、新しい活動周期の磁場極性を持つ981黒点群が、
北半球の中緯度域に発生しましたが、
最新のSOHOの写真では、もう見えなくなっている様です。

980黒点群は既にNOAAのリストからも消えていますので、恐らく現在の太陽は無黒点です。
X線グラフはAクラスの中で変化していますが、
目立った活動が起こることはないでしょう。





SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。