宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
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太陽黒点 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/ 1/20 12:35 美しいCMEが観測されています。太陽風は460km/秒でやや高速です。
2006/ 1/21 13:58 太陽風は速度がやや下がって、420km/秒になっています。小規模のオーロラ活動が起こっています。
2006/ 1/22 14:34 太陽風速度は通常レベルに下がっています(380km/秒)。明日以降、高速風が来ると予想されます。
2006/ 1/23 11:53 昨夜、C4の小規模フレアが発生しました。コロナホールの影響で太陽風の速度が上昇を始めそうです。
2006/ 1/24 12:30 コロナホールによる高速風が来ています(600km/秒)。オーロラ活動も高まっています。
最新のニュース

2006/ 1/25 13:23 更新
地球は高速風帯を過ぎました。太陽風の速度は400km/秒に下がっています。

担当 篠原

高速の太陽風は、かなり短期間で終わってしまいました。
25日1時(世界時24日16時)くらいに速度の低下が始まり、
それまでの600km/秒から4時間ほどで450km/秒に下がり、
現在は400km/秒と通常の速度に戻っています。
地球が高速風帯に入っていたのは、1日半くらいでした。
27日周期の図で、前周期の高速風(12月27日〜)との違いを比べてください。
コロナホールの影響域はすっかりしぼんでいた様です。

速度が下がり始める頃から、太陽風の磁場はしっかりとした北向きになっていました。
そのため、磁気圏の活動は(速度が高かったのですが)おとなしくなっていました。
シベリアの磁場データは全く変化が見えていません(右端の3分の1が、最新の24時間分のデータです)。

予想よりもずいぶん早く高速風を抜けてしまいましたが、
SOHO EIT284の太陽写真を見ると、太陽の中心付近にはコロナホールは見られませんので、
太陽風は当面穏やかな状態が続くと思われます。
SOHOの写真では、東側(左側)はコロナのガスがもやもやしていて、様子がよくわかりません。
もう2、3日すると、この辺りの様子もはっきり見えて、
その先の予想もできるようになるでしょう。

太陽では、848黒点群は規模を保っていますが、
この24時間ではC1の小さな小規模フレアを起こしただけです。
黒点写真を見ると、848群は黒点が連なってきれいな姿になっています。
引き続き、小規模フレアを起こす可能性があるそうです。

一方、高速風帯を過ぎましたので、次は放射線帯の高エネルギー電子に注意が必要です。
これから警戒レベルまで増加する可能性がありますので、注目してください。



SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。