宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 2/14 10:31 コロナホールの影響は続いています。磁気圏の高エネルギー電子が急増しています。
2004/ 2/15 06:51 太陽風は高速です(600km/秒)。オーロラ活動もやや活発です。
2004/ 2/16 11:12 太陽風は高速状態が続いています。コロナホールの影響から間もなく抜けるでしょう。
2004/ 2/17 10:50 コロナホールの影響は弱まり、太陽風の速度は500km/秒へ低下しました。
2004/ 2/18 10:26 太陽、太陽風、磁気圏すべて静かです。静止軌道の高エネルギー電子の密度は高い状態です。
最新のニュース

2004/ 2/19 11:46 更新
太陽風、磁気圏は概ね静穏です。静止軌道の高エネルギー電子の密度は高い状態です。

担当 篠原

一旦下がった太陽風の速度(ACEデータの黄色線)ですが、
19日1時(世界時18日16時)頃から450〜500km/秒とやや上がった状態で推移しています。
それと共に、磁場の南向き成分(赤線のマイナス成分)が-5nT弱の強度で頻繁に現れる様になり、
オーロラ活動がやや活発になっています。
AE指数では、500nT程度の変化が連続して現れています。
活動としては大きなものではなく、全体的には静穏な状態が続いていると言えます。

太陽は27日の周期で同じ面を地球に向けます。
このため、宇宙天気の変化には27日の周期性が見られます。
その様子を見るために、27日幅のデータプロットのページを作りました(27日周期)。
左のリンク集に加えています。どうぞご覧下さい。

コロナホールやセクター構造にまつわる太陽風の速度・磁場の変化には周期性がありますので、
前の27日間、その前の27日間のグラフと見比べる事でこれからの変化が予想できます。
27日周期のページの図から、今後の展開を検討してみます。

2番目のグラフの、今から約27日前の1月22日に見られる太陽風・磁場の急増は衝撃波によるものです
(この変化には周期性はありません)。
それを除いて考えると、これから数日は静かな日が続きそうです。
23日に太陽風磁場セクターの切り替わりが起こりそうです。
これに関係する様に、太陽風磁場が南北に大きく振れる傾向が前周期、前々周期に見られています。
続いて、26日(早ければ24日)にコロナホールによる太陽風速度の上昇が起こります。
これらの要因により、1週間程度は磁気圏が活発になる可能性がありそうです。

27日周期で全てが分かる事はありませんが、現在の様にフレアなどの突発的な現象が少ない状態では、
この方法を用いた推定はかなり有効です。

太陽のフレア活動は現在もほとんど見られません。
目立った活動領域も無く、この状態はまだ続きそうです。

静止衛星軌道の高エネルギー電子の密度は現在も高いままです。
太陽風の変化や、磁気圏の擾乱に関連して減少の兆しが見えていますが、まだ注視が必要です。
(図の最後の急な減少は日変化を含んでいますので、半日後に再び上昇を示すと思われます)



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC


SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, CRL



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)





この情報ページについて、コメント、要望などがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。