宇宙天気ニュース200万カウント達成

2009年 4月22日作成 宇宙天気ニュース 篠原 学


2003年10月28日の巨大太陽フレアをきっかけとして始まった宇宙天気ニュースは、
2009年 4月15日に累計のアクセス件数が200万件に達しました。
長期にわたって、特に最近は話題らしい話題も発生しない状況であるにもかかわらず、
ご愛読いただいて、たいへんありがとうございます。


2003年10月29日に第1号を公開して、1996日めの大台突破になりました。
ちなみに、昨日(2009年 4月21日)までの記事の総数は、

2003年67号
2004年365号
2005年363号
2006年369号
2007年363号
2008年343号
2009年111号
合計1981号

でした(追加記事の件数は含んでいません)。
なんと!あと19回で、2000号でした(全く気づいていませんでした・・・)。

Y. Obana


ここまでの、累計アクセス件数の伸びを紹介しましょう。
ニュースを開始して100万件突破まで、3年2ヶ月。
続く100万件から200万件までは、2年4ヶ月でした。




次は、1日毎のアクセス件数の変化です。
縦軸を対数のグラフにしていますので、
慣れていない方には読みにくいかもしれませんが、
下から順に、100件、200件、300件 .... と数字が上がり、
900件の次は、1,000件、2,000件、3,000件と桁がひとつ大きくなります。
10,000件の上、グラフの上端は20,000件です。



宇宙天気ニュースの開始直後は、1日あたり300〜400件のアクセスでした。
1年ほど経つうちに1日あたり600〜800件になり、
2005年5月からは1日あたり1,000件に達しました。
その後は、1,000件の線を越えたり、割ったりしながら推移していましたが、
2008年の後半からは、1,400件に少し上がって、半年ほど安定している様に見えます。

この頃は、太陽活動は既にどん底で、全くイベントらしいことは起きていないのですが、
太陽活動の静かさがむしろ話題にされるようになってきましたから、
それをきっかけに、宇宙天気に興味を持って下さった方が増えているのかもしれません。


ということで、同じ期間の太陽黒点数の変化を紹介しましょう(データはSIDCより)。



宇宙天気ニュースが始まった頃は、下降期に入ってはいましたが、太陽活動もまだまだ活発で、
黒点数も50から100、それを超えることもある状況でした。
2005年の後半から、減少がはっきりし始めて、
2006年は、そのままぐんぐん下がり、
2007年以降、さあ、どこで活動が活発化し始めるかと期待して待っていたのですが、
それから2年経っても、いまだに活発化の兆しは見えません。
むしろ、2009年に入って活動は一段と静穏化している印象もあります。

このまま、極小期はどこまで行くのでしょうか。
顛末を見届けるためにも、引き続き宇宙天気ニュースをのんびりとご覧ください。
どうぞよろしくお願い致します。




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