宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 6 --- ---
2/ 5 --- ---
2/ 4 --- ---

黒点  2/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:17 341 -1.8
-2 h 350 +0.2
-4 h 347 -2.7
-6 h 350 +0.3
-8 h 357 +0.5
-10 h 366 -0.4
-12 h 343 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -15 -10/ 10
-2 h -16 -4/ 3
-4 h -14 -2/ 5
-6 h -14 4/ 5
-8 h -17 2/ 6
-10 h -18 0/ 8
-12 h -21 -4/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^0
2/ 6 0.4 1x10^1
2/ 5 0.7 1x10^1
2/ 4 0.8 2x10^1
2/ 3 0.7 1x10^1
2/ 2 0.8 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 2/ 1 11:19 太陽風の速度は、470km/秒にやや高まっています。小規模のオーロラ活動も発生しています。
2009/ 2/ 2 09:04 太陽風の速度は400km/秒に下がりました。磁気圏も穏やかです。
2009/ 2/ 3 09:03 太陽風の速度は340km/秒に下がり、磁気圏もたいへん静穏です。低速の太陽風は当分続きそうです。
2009/ 2/ 4 09:37 太陽風に、小規模の急な変化がやって来ました。中規模のオーロラ活動が発生しています。
2009/ 2/ 5 08:19 太陽風磁場は、大きく南向きに変動しました。活発な磁気圏活動が発生しました。
最新のニュース

2009/ 2/ 6 09:20 更新
太陽風は低速で、穏やかです。磁気圏もすっかり静かになりました。

担当 篠原

太陽風磁場の大きな乱れは完全に終わり、
磁場強度は5nTでほぼ安定しています。
速度も350km/秒前後と低速で、穏やかな太陽風になっています。

磁気圏活動も落ち着いています。
AE指数の変化はなくなりました。

シベリア磁場データを見ると、図の中央部、2日前は活発に変化していますが、
右側の昨日のデータは、すっかり静かになっています。


穏やかな太陽風は、しばらく続きそうです。
SOHO EIT195を見ると、北極と南極にコロナホールが広がっていますが、
中低緯度域は、ぼんやりと光っているだけで、
目立ったコロナホールの影は見られません。

細かく見ると、太陽の北東部(左上)から中心部にかけて、
やや薄暗くなっていますが、この程度ではほとんど影響ないでしょう。


太陽も無黒点が続いています。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。6日9時(世界時6日0時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。6日7時半(世界時5日22時半)
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。