宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:04)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/16 --- ---
7/15 --- ---
7/14 --- ---

黒点  7/15 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:49 584 +0.3
-2 h 560 -1.1
-4 h 575 +0.1
-6 h 582 -0.1
-8 h 612 +1.6
-10 h 639 +0.9
-12 h 633 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -12 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
7/16 0.5 2x10^4
7/15 0.7 2x10^4
7/14 0.5 8x10^3
7/13 0.6 2x10^3
7/12 0.5 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/ 7/11 08:52 340km/秒の低速の太陽風が続いています。これから高速風がやって来るでしょう。
2008/ 7/12 11:06 太陽風に変化が始まりました。これから、更に速度が上昇するでしょう。
2008/ 7/13 10:14 太陽風の速度は、600km/秒台へ上昇しています。磁気圏も活動的になっています。
2008/ 7/14 09:14 高速太陽風は、速度が700km/秒に上がっています。磁気圏活動も続いています。
2008/ 7/15 09:20 太陽風は、700km/秒近い高速状態が続いています。これから、ゆっくりと低下に向かうでしょう。
最新のニュース

2008/ 7/16 09:04 更新
高速太陽風は後半に入り、速度が下がり始めました。もうしばらく高速状態が続くでしょう。

担当 篠原

高速太陽風は、最高速度の領域を超え、ゆっくりと速度の低下が始まっています。
昨日は、700km/秒近い速度がありましたが、
1日経った現在は、550-600km/秒に下がっています。
まだ、速度としては、十分高速の状態です。

磁場強度は、3nTほどとやや弱まった状態で安定しています。
27日周期の図を見ると、速度の下がり方も前周期の変化とよく似ています。


AE指数によると、磁気圏活動は、図の前半で300nTくらいの小規模変動が見られ、
後半は静穏に変わっています。
太陽風磁場の南向き成分の変化が、より効いているのですが、
速度が下がっていることも、活動を弱める原因となっているでしょう。


太陽風の速度は下がり始めましたが、このまますぐに低速風にはならず、
明日くらいにもう一山やってくる可能性があります。
27日周期の図で、6月20日に見えている速度の盛り上がりです。
この時は、一時的に600km/秒まで回復しています。
今回はどうなるでしょうか。

また、SOHO EIT195の太陽コロナ写真では、
太陽の中心に細長いコロナホールが見えています。
前周期はほとんど見えていなかったコロナホールで、
この変化による太陽風の変化も今後注目されます。


放射線帯高エネルギー電子は、増加は止まり、
警戒レベルに達したところで安定しています。
衛星の運用などでは注意が必要です。
高エネルギー電子は、明日の太陽風の変化で大きく減少する可能性があります。

太陽は無黒点で、とても穏やかです。





SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。16日0時半(世界時15日23時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。