宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 6 --- ---
3/ 5 --- ---
3/ 4 --- ---

黒点  3/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
0984 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:48 419 +1.0
-2 h 422 +0.6
-4 h 427 -0.1
-6 h 432 -0.6
-8 h 425 -1.8
-10 h 420 +0.8
-12 h 408 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -16 -14/ 10
-2 h -18 -10/ 10
-4 h -19 -19/ 6
-6 h -19 -12/ 12
-8 h -17 -21/ 7
-10 h -18 -20/ 25
-12 h -21 -35/ 12

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
3/ 6 0.5 3x10^3
3/ 5 0.6 6x10^4
3/ 4 0.7 5x10^4
3/ 3 0.6 7x10^4
3/ 2 0.5 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/ 3/ 1 11:45 750km/秒のかなり速い高速太陽風になっています。オーロラ活動も活発に続いています。
2008/ 3/ 2 11:53 かなり高速の太陽風が続いています。後半に入りつつあるので、これから速度が下がるでしょう。
2008/ 3/ 3 10:36 太陽風の速度はまだ高速ですが(600km/秒)、ゆっくりと低下に向かっています。
2008/ 3/ 4 10:20 太陽風の速度は下がり、地球は高速風を抜け出しつつあります。放射線帯の強まった状態が続いています。
2008/ 3/ 5 11:59 太陽風は通常の速度に戻りました(400km/秒)。磁気圏活動も静穏です。
最新のニュース

2008/ 3/ 6 11:56 更新
太陽風は400km/秒の速度です。南向き磁場の影響で、磁気圏が活動的になりました。

担当 篠原

400km/秒の通常の速度レベルの太陽風が続いています。
磁場強度は、ACEの図で前半が5nT、後半は弱まって3nTといったところです。

太陽風としては穏やかな状態なのですが、
昨日の午後いっぱい(ACEの図の前半)、磁場の南北成分が南側に偏って変化していました。
-4nTくらいの南向きがずっと続いています。

この影響で、磁気圏活動がやや活発になりました。
AE指数を見ると、500nT前後の変動が連続的に発生しています。
シベリア磁場データも、昨日のところ(右側3分の1)で、変動の幅が大きくなっています。

このように、速度は穏やかでも、磁場の方向次第で磁気圏が活動的になることがあります。
ただ、風速が高くありませんので、激しい変化を起こすほどではありません。


これから明日までは、穏やかな太陽風が続くでしょう。
磁気圏も基本的には穏やかなままでしょう。
27日周期の図によると、明日の後半か、明後日くらいから太陽風の速度が上がりそうです。

SOHO EIT195で太陽を見ると、
コロナホールが、太陽のやや南寄りに、東西に長く広がって見えています。
先頭(右端)は、既に西側半分近くへ届いています。
この写真の様子だと、高速風の到来は少し早まって、明日には始まるかもしれません。
また、横方向に幅広く伸びていることから、今回も継続期間が長くなりそうです。
前周期は、10日にわたって高速風が続いています。

高速風の到来とともに、オーロラが活発になるでしょう。
アラスカのライブカメラにも注目です。


磁気圏活動の強まりによって、
放射線帯の高エネルギー電子は大きく数を減らしています。
数万あったところから、数千くらいに下がっています。
ひとまず、警戒状態からは抜け出したようです。

太陽では、984黒点群が出現しています。
西の端のあたりです。
今回も、低緯度の出現です。



SOHOによる太陽の可視光写真。西の端に黒点が見えています。6日7時半(世界時5日22時半)
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

3/ 6 02:00 UT


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。