宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/ 1/31 11:19 太陽は無黒点になっています。太陽風速度は遅く、磁気圏は静穏です。
2006/ 2/ 1 12:44 太陽風は速度はとても遅い状態です(310km/秒)。磁気圏は静穏です。
2006/ 2/ 2 12:47 太陽風は低速ですが、磁場が乱れて小規模のオーロラ活動が発生しています。
2006/ 2/ 3 11:55 太陽風速度は低速ですが(350km/秒)、南向き磁場の影響で小規模のオーロラ活動が発生しています。
2006/ 2/ 4 13:05 太陽風磁場の変動によって、小規模のオーロラ活動が発生しています。太陽はとても穏やかです。
最新のニュース

2006/ 2/ 5 12:13 更新
太陽風磁場の強度が下がり、磁気圏は一段と穏やかになっています。太陽では、無黒点が続いています。

担当 篠原

太陽風磁場強度の強まりは終わり、磁場強度は5nTに下がっています。
南向きへの変動も小幅になり(-2〜-3nT)、磁気圏への影響もより小さくなっています。
速度は380km/秒前後でこれまでよりいくらか上がっていますが、
通常レベルといえるくらいの速度です。
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフでは、200nTくらいの小さな変化が見えている程度で、
磁気圏は一段と穏やかになっています。

27日周期の図を見ると、現在の弱い速度の盛り上がりは、
前周期にも見られていたことが分かります(1月7〜8日)。
これも今日くらいで終わり、その後は低速になり、5日くらいとても穏やかな状態が続きそうです。
SOHO EIT284の太陽写真でも、太陽はぼんやりと濃淡のない姿に見えていて、
目立ったコロナホールは無く、この写真でも今後の穏やかな太陽風が予想できます。

太陽のフレア活動もまた、とても穏やかです。
暗いコロナホールが見られない様に、明るい活動領域もまたほとんど現れてないためです。
X線のグラフは最低レベルに下がったままです。



SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。