宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2005/ 6/ 2 12:34 772黒点群がCクラスのフレアを多発させて活発に活動しています。太陽風、磁気圏は静穏です。
2005/ 6/ 3 10:38 太陽風は通常の状態です。磁気圏は静穏です。明後日くらいから高速太陽風が来るでしょう。
2005/ 6/ 4 09:30 太陽風、磁気圏は静穏です。太陽から横方向にCMEが発生しています。
2005/ 6/ 5 11:53 コロナホールの影響で、太陽風の速度が上昇しています(550km/秒)。磁気圏も活動的になっています。
2005/ 6/ 6 10:00 地球は高速太陽風領域の中に入っています。オーロラ活動もやや活発に続いています。
最新のニュース

2005/ 6/ 7 13:33 更新
コロナホールの影響は抜けましたが、太陽風南向き磁場が強まっていて、磁気圏が活動的になっています。

担当 篠原

コロナホールによる高速太陽風の領域から地球は抜けたようです。
ACE衛星の観測によると、600〜650km/秒あった太陽風の速度は、
6日16時(世界時6日7時)頃から低下を始め、7日1時(世界時6日16時)頃に450km/秒まで下がりました。
高速風領域は2日程度で通り抜けたようです。

その一方、太陽風の速度が下がりきった頃から太陽風の様子が変わっています。
密度(橙色線)が増加し、太陽風の磁場も10nT近くまで強まっています。
特に、磁気圏にとって重要な太陽風磁場の南北成分は頻繁に南を向く様になっています。
大きく増減しながらですが、-5nT前後を保っています。

この影響で、オーロラ活動が刺激を受けています。
AE指数のグラフでは500nTを越える規模の活動が継続的に発生してます。
太陽風の速度が下がっていますので、大きな活動には繋がらないでしょうが、
南向きが続く間は磁気圏もこの程度の活動を続けるでしょう。

高速風の後によく見られる現象ですが、放射線帯の高エネルギー電子の密度が増加しています。
一時警戒ラインの10の4乗の線を越えるほどに増加していました。
ただ、現在の磁気圏の活動の影響を受けて、電子密度は大きく減少している可能性もあります。
現在のオーロラ活動が終わった後に電子密度がどの様な変化をするか、しばらく注意が必要です。

太陽では小さなフレア活動が続いています。
黒点群が5つになって、とてもにぎやかな黒点写真になっています。
どの群も小刻みに小さな活動を続けており、引き続き中小規模のフレアに対する注意が必要と思われます。



SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。