宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2005/ 5/17 11:47 太陽風は高速状態で、磁場の南向きが続いています。活発なオーロラ活動が続いています。
2005/ 5/18 12:22 太陽風は高速(500km/秒)で、オーロラも活発に続いています。今夜以降、再び太陽風に乱れが発生する可能性があります。
2005/ 5/19 10:43 太陽風は高速ですが、磁場が北を向いたためにオーロラ活動は低下しています。今日、新しい擾乱が到来する可能性があります。
2005/ 5/20 13:04 太陽風は穏やかになり、オーロラの活動レベルも下がっています。太陽の活発な活動もほぼ終わりました。
2005/ 5/21 11:33 太陽風磁場の大きな南向き変化によって、オーロラが活発になる時間帯が発生しています。太陽は静かです。
最新のニュース

2005/ 5/24 08:55 更新
太陽風(速度440km/秒)、磁気圏はおおむね穏やかです。

担当 篠原

3日ぶりの更新になりました。申し訳ありません。
土曜日以来、NICTのサーバが不調になっていて、
ホームページにアクセスできない時間帯が発生しています。
私も、ニュースの更新システムにアクセスできない状況に陥るなどしています。
ご不便をおかけしますが、状況が改善されるまでお待ちください。

1枚目の図で21日以来の3日分の太陽風を示します。
この3日間、太陽風は速度が400〜450km/秒で穏やかでした。
太陽風磁場は5nT程度と普通の強さです。
図の前半部分にあたる、21日9時(世界時21日0時)から22日21時(世界時22日12時)にかけて、
-5nT弱程度の南向きが連続して現れていますが、
この影響で500〜1000nT程度のオーロラ活動が連続的に発生していました。
22日21時(世界時22日12時)以降は、太陽風磁場は北寄りに切り替わっており、
オーロラ活動も穏やかになっています。
(23日21時(世界時22日12時)に一時的に南向きが強まって、オーロラ活動を強めるなどしていますが)

太陽風は明日いっぱいは穏やかな状態が続くでしょう。
前周期の様子から、26日頃にセクター境界を迎えるかもしれません。
前周期はそれに続いてコロナホールの高速太陽風が到来していましたが、
現在、そのコロナホールは規模を縮小しているようで(SOHO EIT284参照)、影響は小さくなりそうです。
(サーバ不調の影響で、27日周期図が更新されておらず、ニュース中には掲載しておりません)

太陽面では黒点群が3つほど見えています。
今のところはどれも小規模で、Cクラス以下の活動が見えている程度です。



21日9時(世界時0時)から24日9(世界時0時)時までの、3日間の太陽風の変化。
(c) NOAA/SEC


SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

5/23 19:06 UT

4/26 19:06 UT


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。