宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 5/22 11:48 M2.6の中規模フレアが発生しました。太陽風速度は500km/秒が続いています。
2004/ 5/23 10:45 太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏は穏やかです。618黒点群でフレアが活発です。
2004/ 5/24 09:35 太陽風磁場の影響で、オーロラ活動がやや強まっています。
2004/ 5/25 11:53 太陽風はやや高速の状態が続いています(500km/秒)。618黒点群が発達しています。
2004/ 5/26 08:37 太陽風の速度は450km/秒まで下がりました。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2004/ 5/27 13:20 更新
太陽風は低速で、磁気圏はたいへん穏やかです。フレア活動も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は速度420km/秒まで下がっています。
磁気圏も穏やかです。

SOHO衛星のLASCO C3カメラに見えていたすばる(プレアデス星団)ですが、
すっかり写野の右上の端に来てしまいました。
ちょうど、太陽からガスのかたまりがすばるへ向かって吹き出しているのが見えます。
一方、画面の下にはヒアデス星団が見えています。
一番明るく見える星が一等星のアルデバランです。
ここを起点として右へやや明るい星を2つほど進み、そこから左上へ星を2,3個たどってできる
斜めのVの字がヒアデス星団です。
宇宙から見る春の風物詩も、また来年のお楽しみです。

SOHO EIT284カメラには、コロナホールが太陽の中心やや上に見えています。
昨日書きました様に、ここからの高速風の影響は弱いのではないかと思われます。
続いて、東端(左端)の赤道に新しいコロナホールが見えています。
1週間後過ぎるとこの影響で磁気圏が乱れるでしょう。

太陽黒点の618群は規模がやや縮小しています。
現在も中規模フレアを起こす可能性は残っているとのことですので、
もうしばらく注意が必要でしょう。



SOHO衛星LASCO C3カメラのプレアデス星団(すばる)とヒアデス星団
(c) ESA & NASA


SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。