宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 3/15 10:25 オーロラ活動がやや活発です。放射線帯の電子密度の高い状態が続いています。
2004/ 3/16 10:41 太陽フレア、磁気圏など宇宙天気は概ね静穏です。放射線帯電子の密度は高い状態です。
2004/ 3/17 10:54 太陽フレア、太陽風ともに穏やかです。しばらく続きそうです。
2004/ 3/18 10:20 磁気圏は穏やかです。小規模な太陽フレアが増えています。
2004/ 3/19 11:06 小規模フレアが活発に起きています。オーロラ活動も見られています。
最新のニュース

2004/ 3/20 11:26 更新
小規模フレアが活発に起きています。オーロラ活動は静かになっています。

担当 篠原

C1前後ととても小規模ですが、太陽フレア(太陽爆発)が活発に起きています。
太陽黒点の574群と、東縁から上がって来たばかりの578群が起こしています。
1.6MBとややファイルサイズが大きくなりますが、
http://sxi2.ngdc.noaa.gov/archive/browse/2004/03/19/SXI_20040319_000000_BB_G12_AR2_01D.MPG
こちらでX線画像による1日のフレア活動を見る事ができます(NOAA/SEC)。
太陽面左側の574群、578群がチカチカと爆発し続けている様子を見る事ができます。

昨日、オーロラがやや活動的になっているとお知らせしましたが、
その後太陽風の磁場が北寄りに変わったため、オーロラの活動は低下しました。
磁場の強度は8nTとやや強いままですので、南向き傾向に変わると再びオーロラが活動的になると思われます。
ただし、太陽風の速度は400km/秒の静穏レベルですので、激しい活動に発達する事はないでしょう。



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, CRL





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。